外貨同士のポジションはどうなのか?

12月 10th, 2009 by
FXをやっておられる人の多くが、「日本円」をペアにしています。日本円は、私たち日本人にとって最も馴染みのある通貨であることが大きな理由ですが、もう1つ、日本円の「超低金利政策」も大きな理由だと考えられます。
FXには、2国間の金利差で利益を上げる「スワップポイント」というものがありますが、日本の金利が「約0.1%」で推移していることを考えれば、「日本円を売りポジションにしてポジションを建てる」ことがスワップポイント狙いにおいて有効であるのは当然です。
しかし、リーマンショック後に世界各国が政策金利を下げたため、最近では「米ドル/ユーロ」などの「外貨同士」でのポジションに人気が集まっているんですね。2009年11月現在の米ドルの政策金利は「0.25%」であるため、「米ドル+高金利の通貨」でも十分にスワップポイントが狙えるんですよ。
しかし、外貨同士のポジションは、初心者の皆さんにオススメできるものではありません。「馴染みのない通貨同士」ですので、変動要因が読みにくく、リスク管理の観点からも難しい取引になることが多いんですね。
また、外貨同士のポジションには、「為替リスク」という危険もあるんですよ。たとえば、「米ドル/ユーロ」で取引をしていて、この2通貨の間で利益が上がったとします。しかし、その利益をずっと外貨で持っておくわけにはいきませんよね。当然、日本円に両替する必要があります。このとき、外貨同士のポジションを建てたときよりも「円高(円安)」になっていたらどうでしょうか?運が良ければ「+αの利益」になるでしょうが、運が悪ければ「利益がなくなってしまう」ということも考えられるのです。FXをシステムで解釈すればどうだろうか?
外貨同士のポジションは、時と場合によっては「有効な通貨ペア」と言えるでしょうが、その裏には「為替リスク」が常にあるのです。したがって、やはり初心者のうちは馴染みのある「日本円を軸」に、通貨ペアを建てる方が賢いと言えるんですね。

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